2004年02月06日

2004年 2月 6日 金曜日

 やあやあ皆さん御無沙汰してました。去年〜2003年は怒濤のごとく多忙を極めていて、このサイトにも書く余裕がなかったんです。節分・立春を過ぎてまたそろそろ忙しくなってますが、1月はかなりゆっくりと過ごしたせいか、狂いっぱなしだった体内時計も正常に戻り、いまや朝型の生活をしてます。風邪もひいてちゃんと熱が出たのが嬉しかった。今は去年のうちに出来なかった仕事に追いかけられてます。過去は鬼のように追っかけてくる。もうひとつ、皆で今「はっぴいえんどBOX」を編纂中ですが、この集大成は凄い!過去は消せないということを改めて実感してます。

 さてと、インターFMの番組「デイジー・ホリデー」はまだまだ続きます。最近は「トーク・ショウ」と化してますが、それもまた楽し。時々「夢、それはドリーム」というコーナーをやってますが、まだ過去に3回しか放送してません。数分のものだけど作るのは時間がかかります。でも続けたいと思うので、そのネタをここで披露していこうかと思います。あの夢は作り話じゃないかと思う人が多いんですが、本当に見たままの夢なんです。脚色は一切なし。ただSEと音楽で盛り上げると物語風になるんです。普通、人さまの夢の話はそれほど自分にとって面白いわけじゃないでしょ? でも音をつけると音楽のような心地よさが出てくるんです。しかしぼくの見る夢はちょっと変かもしれませんね。例えばこのサイトにも書いた「揚げ物合戦」とか・・。それも含め、順不同で思いつくままに紹介して行きますが、ゆくゆく放送にも登場する夢なので、見て、そして聞いてお楽しみください。

夢〜それはドリーム・・
Dream File 001 「横山ノック」
山の上で人々が集っていた。可愛い娘達も多く、それなりに楽しい雰囲気だが、好意を持った女性に冷たくされ、ぼくは孤独になった。そして独り、その山を下りることにしたのだ。山は高くはないが、夜の急斜面を下る崖は結構きつい。下に着くとそこは広い斜面に拡がる森林の公園だった。そこを緩やかに下って行くと出口がある筈だ。森の冷ややかな空気を吸いながら、のんびりと歩いて行くと、いきなり下の方から数人の山男達が、口々に何か叫びながら、駆け上がって来る。彼らは非常事態を思わせる強ばった表情で、
「大変だ、避難しろ!、下から600組のアベックがこっちに向かってる!」
とわめいて、ぼくの傍らを大慌てで駆け抜けて行った。これは大変だと思い、ぼくも元来た道に引き返し、走った。走って走って、ついに山を一気に駆け上がった。息が続かずに心臓が破裂しそうだった。眠っている自分自身の心臓がバッコンバッコンと鳴っているのがわかった。何故アベックが恐かったんだろう?と反芻するうちに息も収まる。アベックが恐いわけじゃなくて、600組=1200人という大群に踏みつぶされるのが恐かったんだろう。
 そうそう。目覚めた後に思い出したことがある。山を下りて行ったもうひとりの孤独な男がいたのだ。それは横山ノックだった。2000, 12.06

夢〜それはドリーム・・
Dream File 002 「水の旅」
 塔の或る風景を探して横浜方面を延々と歩く・・ような走って行くような、どっちでもない、不思議な方法で進んで行った。しかし見知らぬ街に来てしまう。どうやら横浜のどこかの区に迷いこんだらしい。庶民的な町に目的のものとは違う塔。それは仏教の寺院だ。入って行くと『ボストン』と書いてある記帳書があり、その寺にいたバリの聖者の像。
そこを出てもと来た道を引き返すが迷う。大雨に会い、呑まれていくといつのまにか大河の中。ぼくは小粒の白い立方体となって漂流している。このまま流されていけば元の出発点に戻れる。だが川が大きくカーヴするところで流れからはずれてしまう。ビルに上がり、部屋から大河を見下ろすと濃紺の水が滔々と、怒濤のベルベットの様。そこに飛び込もうと思うが、本当に水だろうか。水なら飛び込める。意を決してジャンプ。
水だった。気が付くと腰まで水に漬かった車の中。隣に女性。ぼくはドアを開けると水が流れ落ちる。助手席に回りドアを開け女性を助ける。彼女はホっとしたせいか服を脱ぎ始め・・「ハアハア・・」言い始め、・・以下聞き取り不能・・「アァ、」「ウフン・・」 2000. 07.01

夢〜それはドリーム・・
Dream File 003「時間車と猿」
 僕は何か乗り物に乗って走っている。バスのようだが・・「時間車」というべきようなものだ。未来に向かって突っ走るのだが、妙に静かだ。・・で、その座席は何故か階段教室のようで、段々になった座席はほぼ満席 〜ふうん、皆知ってる人だ。ぼくはといえば、隣の美人と話す。ユマ・サーマンに似てるな。好みじゃないんだけど。時間車をいつ下りたのだろうか、ぼくと仲間はバイクで延々と町から町へ突っ走る。狭い道に行き交う車をよけ、待ちあわせの坂の上を目指す。バイクを止めて仲間を待つが、そこに到着しない者も多い。消えてゆくのだ。あの美人も来られなかった。まあ仕方ない。そういえば時間車はどうなったのだろう。そう、ある男は時間車に1人乗ったまま、遠い未来へと旅立った。その世界には老賢人のような二人の先人がいるのを見たという。

 バイクの旅を終えて宿に入ることになった。一夜の宴は終わり皆寝たのだろう。静かだ。広間で寝ているのは例の占い師だ。彼が連れてきた子猫がさっきからずっと見当たらず、呼び起こして、子猫を探すよう忠告する。しかし声はすれども見当たらない。廊下の戸を締めると風が急に巻き起こり、戸がバタンと閉じた瞬間,何ものかの気配。ゾっとしているところに、宿の玄関先に猿を連れた三河万歳師が訪ねてくる。棟梁らしき着物姿の男が、「さる年ですから一緒に行進しましょう」、と言うのだった。

 そして表の広小路では、猿を中心に据えた神楽の行進が始まった。南アジアから若い女性が招かれて猿を演じている。猿は女神のような崇高な存在らしい。インドのシタールバンドが道の傍らにゴザを敷き、その上で熱い演奏を繰り広げている。あまりにも盛り上がって、とうとうシタールが崩壊し、演者も燃え尽き横たわってしまった。あたりに霧が立ちこめモヤモヤしている。〜この世の謎を一言で解き明かす何か大事な言葉、その言葉を霧が包み込み忘却の彼方へ連れ去る。2003 11.07

夢〜それはドリーム・・
Dream File 004 「あま噛みカエル」
 何かに追われている。見知らぬ地方都市の、港にある市場へ迷いこむ。今日は休みなのだろうか・・人気のないだだ広い建物には、魚介類が床に無造作に転がっていた。なんだ? 変だぞ? その中の大きな貝が攻撃的だ。僕が歩いてゆく方向に回転するのだ。やけに警戒心が強い貝だ。そこを抜けてさらに伽藍とした場所に出ると、今度は小型の雨蛙が一匹うろつきながら、なにやら低い声で文句を言っている。不満らしい。僕を見つけると10メートルも先からジャンプし、僕の手に喰らい付くではないか。しかし痛くはなかった。なぜなら「あま噛み」だったからだ。2001, 05.02
posted by admin at 12:25 | quiet voice ~2005