2003年07月06日

ツアーで起きたことなど〜外伝

2003年 7月 6日 日曜日

ツアーで起きたことなど〜外伝

6/14 Barcelona
◆フォークの怪
何故そうなったか謎だが・・ホテルの部屋で果物を切ろうとした時、フォークで左手の平をグサっと突き刺してしまう。あり得ない動きだが、魔がさすというやつだろう。丁度生命線の87才あたりの線上〜ぼくの手相は生命線が120才ぐらい延びていて、それじゃあいくら何でも長すぎるから、丁度いいとこでカットか?ま、いいじゃないの。しかしフォークの勢いが強かったせいか深手の傷だ。不安がよぎる。細菌が入ると面倒なことになると思い、持参した口内洗浄液でジャブジャブ洗い、歯磨き粉を傷に塗り込んで消毒完了。いつもこんなものだ。後は心臓より上に手を伸ばしてブルンブルン振っておけば治りが早いのは知ってる。旅の用意をしている時、「消毒液」が要ると思いつつも怪我はしないだろうと置いてきた・・そういうことを考える時はそういうことが起こりがちなんだという教訓。(現在はすっかり傷も癒え、生命線は太くなった・・)
6/16 Barcelona
◆オレンジ色
バルセロナはあまりにも強烈な暑さで、用意してきた服では対処できなくなった。Tシャツが足りなくなったので、街に東君と買い物に出る。どの店にも気に入ったものが見当たらない。ある店で観念し、オレンジ色のシャツを買うことにした。ぼくはオレンジ色を着ないが、隣にいる東君は好んでいる。「これは東カラーだし、一緒にオレンジ着て歩くのはヤだなあ。」と言うと、「もう今から着ません」というので買ったのだが、ホテルに戻っていざ着てみるとどうもしっくり来ない。やはりこれは東君にあげようと思う。こうしてぼくは暑い街をまた同じシャツで歩くことになった。
6/20 London
◆点滴の夢
夢を見た。皆と山の上にいる☆登山電車の頂上☆その架線を使ってFAXマシンを送る☆しかし行方がわからず後を追って山を下り町へ出たが、途方に暮れて広場に座る☆となりのチンピラがぼくの首にいつのまにか点滴針をつけていた☆「今取ると左から痺れて死んじゃうんだぜ」と脅す☆なんだと?構わず歩き出すが・・そこで目が覚めると左腕が少し痺れていた。
6/21 London
◆オレンジ色の夢
また夢。i[アイ]というドラッグをコーヒーに盛られる。それはセックスに関係するバイアグラのようなものらしいが、幸宏はかつてはまっていたという。(夢だよ、夢)どんな状態になるのか幸宏に聞くと、初期症状では気持が静かになるが、ヒソヒソ声で喋り続けるんだという。すると目の前で東君が誰かとヒソヒソ喋り続けていたので、ドラッグを摂取したのか尋ねたら、「これは地です・・」と憤っていた。不安に駆られ、意識をコントロールする覚悟をする。と思う間もなく視界がオレンジ色に染まってきて、自分の動作が異常にスローになってきたぞ・・東君からのオハヨウ電話で目が覚める。
6/23 B.A機内〜from London to Tokyo
◆うたたねの幻想
眠れずにただ目を閉じていると、右半身に暖かみを感じ始めた。次第にピンク色の光が差してくる・・くすんだヴィクトリア調のピンクだ。その光を放つ存在が左に佇む〜30代の英国女性のようだが、幸せそうな笑顔で、ニコニコした様子は幽霊という感じじゃない〜どなたか存じませんが、一緒に来ちゃったのねえ?
7/04 鶴見撮影スタジオ
◆オレンジの水玉
帰国後の初仕事はなんと久しぶりのCM出演だ。某入浴剤で、新発明の発泡がユニーク。もともと入浴も好きだし入浴剤も色々試してきたので、気楽に引き受けてしまった。しかし裸になる可能性もあった。それは避けたい。ぽくが女優さんなら、「あたし、脱ぎます・・」なんて決意すればいいんだが、あいにくぼくの裸は「芸術のため」とは行かない。というわけでバスローブを纏うことになった。さてそのローブだが、白いタオル地になんとまたオレンジ色の大きい水玉模様があるのだ。三種類あるうち、ぼくの担当する入浴剤がオレンジ系の香りだったからだ。撮影所の控室に入ると、スタッフのホスピタリティで立派な花が飾られていた。それもオレンジ色だった。
7/05
◆一連の出来事の脈絡
人からオレンジ色の夢は「欲求不満」の色だと言われた。そうか、そうだったのか。確かにぼくは欲求不満だったかもしれない。この世はそう簡単に自分の欲求が満たされるようには出来ていないのだ。ある人はそれが愛を求める色だと言う。東君が好む色は愛を求めているんだと力説する。バイアグラとオレンジ色・・なんだ?性欲のことなの?だが今日知った事実がある。ぼくは良く知らないが、ドクター・コバによると、今年のカラーはオレンジで、そのうち街に溢れるだろうというものだ。そういえばCM撮影に出かける前に読んだ占星術では、ぼくの今月のラッキーカラーがオレンジ色だった。しかし、実はぼくにはピンク色が控えている。例の機内で見たヴィクトリアのピンクだ。帰国後すぐ、ふとしたことで頂くことになったのはフラワー・エッセンスだ。60年前の英国で、ドクター・バッチが自らの重病を治すために発見した療法である。その日には地下駐車場で嫌な気分になり、同時に白い影がサっと走るのを見てゾっとしていたのだが、そのエッセンスが邪気から守ってくれそうだった。ニュー・エージ的な装いを纏った療法ではあるが、ネイティブのメディシン・ウォーターと同じ世界観を持つので、このシンプルな療法は真実だと直感が教えてくれる。するとあのピンクはローズに違いない。何か得体のしれない病気が蔓延したりするこの時代、音楽という喜びも大事だが、心の基本的なバランスを取り戻すことは差し迫った課題だと思っている。人々が素直な心を取り戻せば、自分だって居心地もよくなるし、一人ひとりの心がこの世を形成していることを知れば、今のような悲惨な社会とは違う姿も見ることができるはずだ。帰国して感じたことは、スペインも英国も犯罪はあるが、日本のような不可解なものはない、ということだった。恐いことが日々いっぱい起こっている。ピンクで癒し、オレンジで愛を。
posted by admin at 00:10 | quiet voice ~2005